印刷機や印刷用紙の効果的な静電気除去方法|発生原因、トラブル例

オフセット印刷機やコピー複合機を事業所や工場内で使用していると、静電気によるトラブルが発生することがあります。静電気を除去したいものの効果的・効率的な方法がなかなかみつからないといった悩みを持つ方も多いかもしれません。
今回の記事では、印刷機や印刷用紙で発生する静電気トラブルと、静電気を除去する方法を解説します。静電気による印刷品質や生産性の低下でお悩みの際には、ぜひ参考にしてください。

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1.印刷で静電気が発生するメカニズム

静電気を除去するためには、静電気が発生する原因を知り対策をすることが重要です。
ここでは、印刷作業で静電気が発生する理由について解説します。

(1)印刷用紙同士が擦れ合って発生する

静電気は、物質を構成している原子(陽子、中性子、電子)の電荷のバランスが崩れた状態で発生する性質を持っています。電荷がプラスとマイナスで均衡を保っている場合には、静電気は発生しません。

摩擦によって原子の電荷がプラスやマイナスいずれかに流れ、プラスが多い、またはマイナスが多いといった電荷のバランスが崩れると、物質は静電気を帯びた状態になります。

印刷機で印刷する場合や印刷したものが排出される際に、印刷用紙同士が擦れ合い摩擦が発生します。そのため印刷用紙が静電気を帯びます。

(2)印刷に静電気を使用している

コピー複合機など一部の印刷機は、感光体ドラムを帯電させるために静電気を使っています。感光体ドラムを帯電させるのは、印刷した用紙にトナーを定着させるためです。静電気は一定の場所で帯電する性質を持っているため、静電気によってトナーを定着させることができます。

印刷に静電気が必須である場合、当然ですが静電気が発生しやすい環境下にあると言えます。

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